私が考え出した過敏性腸症候群(IBS)の生存戦略、しましょうか

ちなみに私は下痢型である。

失礼。どうもこんにちは。

お食事中のみなさんには大変申し訳ない。

だが、ここでようやく書き溜めていた『IBS生存戦略』がひととおり出揃ったので、満を持して公開しようと思う。

過敏性腸症候群には主に「ガス型」「便秘型」「下痢型」の3タイプに分かれるのは同志諸君ならすでにご存知のことだろう。

これは「下痢型(寄り)」である私の生存戦略なので、ガス型や便秘型の人にはあまり参考にならないかもしれない。そこで最初に断っておこうと思い、冒頭の発言に至った次第である。

さらに、個人差があるのが人間というもの。

私の場合は、食後30分以内にトイレに駆け込まなければならないという謎のジンクスを抱えている。

とくに仕事の昼食時や、友人知人との食事中には100%この症状がでる。一度出てしまえば、また飯を食わない限りは出ない、という有難いのか迷惑なのかよくわからない症状と付き合っている。

彼女いない歴は3年に突入しようとしているが、彼とはもうかれこれ15年来の付き合いである。

このような個人差も踏まえたうえで、なにか参考になることがあればIBS同志として喜ばしい限りだ。

それではさっそく、生存戦略、しましょうか。

脳内トイレマップを作って生存ルートを確保

もちろん実際に地図を作る必要はない。

ただ、休みの日などに職場近くを探索して、隠れ家的トイレをいくつかリサーチしておくことをおすすめする。

これは実用面でも然ることながら、安心感にもつながっている。

IBSにとって、安心感というのは何物にも代えがたいお守りみたいなものである。

雑居ビルなどは意外と穴場で、何食わぬ顔で各階にあるトイレに入れば、「なんであんたがここでうんこしてるんだ!!」と咎められることはまずないだろう。

”雑居”ビルなのでいろんな人が出入りしている。顔なんてわからない。

その他はデパートやホテルなんかもリサーチしておくのもgood。

ホテルはとくに下調べしておく必要があるが、たまにエントランスを通らずにトイレにたどり着けてしまうところがあるので要チェックだ。

大便を責められるいわれはない。

堂々とマーキングしてやりましょう。

少しずつ行動範囲を広げてみる

これはなにも啓蒙するつもりで言っているのではない。

やはりIBSの人はその症状のことを考え出すと、どうしても行動が億劫になってしまいがちだ。

お腹のことを考えると、「なにもしない」ほうが気が楽だからだ。

私の場合、先ほども申し上げたように食後30分ジンクスがあるため、仕事時や人と会うときの昼食が苦痛でならない。腹の中の暴れ馬に、第一の脳(つまり精神面)まで翻弄されっぱなしだった。

憂鬱だったし、「どうして、どうして」という気持ちに占領されており、

これまで私は、あまり行動的なほうではなかったのだが、「IBSを緩和するため」という目標を掲げ、日頃行かないオシャンティーなカフェーに入ってみたり、いつもと違う時間に外出してみたりといった、こまごまとした様々なチャレンジを数年かけて行ってきた。

その甲斐あってか、多少イレギュラーなことにも対応できるメンタルになってきたので、お腹痛くなる率が目に見えて低下した。

この方法は自分の身体を通した経験から学んだことなので、自信を持っておすすめしたい。

本当に小さなことからでいいので、いつもと違うことをして未経験を経験に塗り替えていくといい。

朝、お白湯をコップ半分飲む

冬の朝はとくにお腹が温まって、いい。

これはノバク・ジョコビッチも言っていたようだが、朝起きてコップ一杯の常温の水を飲むそうだ。(理由は知らない)

やはり、体温を一定に保つことは、トップアスリートにとっても大事なことなのだろう。

これは暑すぎても冷たくてもいけない、お腹がびっくりしそうだから。(憶測)

お白湯がいいと思う。(予想)

実家を出る、一人暮らしを始める

これで「症状そのものが治った」という噂をちらほら聞く。

どういうわけなのかはわからない。

ただ想像で語るなら、心労が減るからではないだろうか。

まったくのひとりで過ごせる空間、時間を確保できることで、ストレスにさらされている時間が激減し、安心感を得て症状が緩和するのではないかと踏んでいる。

これはまだ自分は実践できていないが、もしかするとこれで治るんじゃないかという予感がある。

はやく、家を、出たい。

頻繁にトイレに立つことに、後ろめたさを覚えなくていい

いいんですか いいんですか

こんなに席を立ってもいいんですか?

いいんですよ いいんですよ

あなたが望んだ便(意)ならば

…ファンの方には大変申し訳ない。

しかし、人助けだと思って許してやってください。堪忍な。

 

後ろめたく思うことはない。これはもうひとつの個性なのだ。

わかりみを得られにくいものではあるが、れっきとした病気なのである。

それは車椅子の人に向かって「歩け」と誰もいわないように、便意を我慢しろという権利は誰にもないのである。

開き直ってしまえばいい。

便座に座っているあいだにも、お給料は発生している。

007、慰めの報酬だと思って有り難く頂戴いたしやす。ってな!(ズキューン)

たまにはお腹をすりすり労わってあげて

ご存知かと思うが、腸は第二の脳ともいわれているほど。

脳みそが日々悩みを抱えて処理しているように、腸も色々と悩みを引き受け、せっせと便を作ったりガスを作ったりしてくれているのかもしれない。

「どうしてこんなに私は胃腸が弱いんだ…」と自分を責めるまえに、腹が弱い私にならざるを得なかったストレス社会のほうを恨んでやりましょう

自宅でリラックスできるとき、入浴中でもいいので、思い出したときにでもお腹に「なんだかんだ、いつもありがとね」とすりすり擦ってあげましょう。

さいごに

いかがだっただろうか。

あなたの参考になる生存戦略は見い出していただけただろうか。

とかく過敏性腸症候群(IBS)は、いまだ謎の多い病気だ。

調子のいいときと悪いときの周期があったり、かと思えば、理由はわからないが「いつのまにか完治していた」という人もいるようだ。

私の青春時代はこのIBS(当時はその病名すら知らなかった)によって奪われてしまったが、恨んではいない。

大勢の世間の人より、人の痛みがわかる人間になれたのも、この症状があったおかげだとも思っている。

いまも日々、IBSとの紆余曲折の同棲生活は続いているが、これからも末永く付き合っていくつもりだ。

これもなにかの縁。あなたが苦しくて便座に座ったときにでも、「そういえばなんかあの変な人いたな」と思い出してクスッと笑っていただければ最高である。

 

追記:これからも新たな生存戦略が判明次第、随時更新していくので乞うご期待!