過敏性腸症候群の人にしかわからないこと

世界中がワールドカップで盛り上がってますね。

今大会は波乱が多く、最後の最後までわからない好試合が多くて、

にわかサッカーファンの僕も楽しんでおります。

さて、本題。

IBSは毎日がサバイバルです。

うんことの戦争です。

これまで過敏性腸症候群患者として経験してきた辛さを、

独断と偏見で書き殴りました。

大便・腹痛の社会的地位の低さ

腹痛というのはなぜか世間的にナメられがちです。

これは個人的怨恨的憶測なんですけど、

男っていまだに大便ひきずってる気がします。

公衆の場で、気持ちよく大便できない。

男ってガキの頃の「大便=いじめ、弱い」というイメージをいまだにひきずってると思いますね。

女性は驚くかもしれませんが、男の世界にはこのように幼稚な部分をところどころひきずってます。そのひとつが大便といえます。ええ、うんざりしますねえ。

あ、でも念のためもう一回言っときますけど、個人的怨恨的憶測なのでね、あしからず。

とはいえ、「腰痛持ち」には弱いというイメージを持ちませんが、

「腹痛持ち」というと、なにやら心まで弱そうなイメージがあるのも事実。

仕方のないことなのかもしれません。

IBSをわかったように書くPV稼ぎのクソまとめサイトに辟易

ブラウザで調べても調べても検索上位に出てくるのは、知ったふうなことを書くPV稼ぎのクソサイト

ほんとうにIBSに苦しんでいる人にとっては、どうでもいい情報ばかり。

まあ一昔前よりかはマシになりましたけど、

それでも「無難なことをいっておこう」って感じで全然親身じゃないんでムカつきます。

週末の予定は病院 ドクターショッピングのスペシャリスト

僕は西洋医学から東洋医学まで試しましたが、治癒という意味では効果は感じられませんでした。

気が付くと、一年間で医療費控除が受けられる額の10万円を超えていました。申請すると還付金が戻ってきました。

イリボー、コロネル、セレキノン… 薬が効かない(個人差あり)

薬にいたっては、飲み始めの頃は効くけど、

安心感を打ち壊すほどの不安に駆られると、

気付いたら便所送りです。

薬で完治したという人はあまり見かけない気がします。

かと思えば、元カノの妹ちゃんが、「実家を出たら治った」という例もあるようなので、やっぱメンタルの要素が大きいんだと思います。

彼女の母はひどく落ち込んだそうです。

考える時間の1/3はトイレのこと

トイレマンです。

トイレの場所、トイレの時間、トイレットペーパーの有無…

突然の便意に対応できるよう、本田選手みたく、いつでも動ける準備を常にしています。

これまでにさまざまな公衆トイレを見てきましたが、

最近の、便座から離れると勝手に水が流れるタイプのアレ。困ります。

自分のタイミングで流したい者にとって、支配されているような気がして落ち着かないのであまり好きじゃありません。

と、用もないのにデパートで用を足す男が申しております。

食事が怖いので気軽に約束ができない 友達が少ない

これは少し特殊なケースなのかもしれませんが、

僕には、食後30分以内に排便したくなるという謎の呪いがあり、

その便意のことを考えると、会話が疎かになります。

そのため友達との約束を取り付けることに抵抗が生じ、

当然、付き合いの悪い友達というのは、敬遠され、気が付くと連絡がこなくなり、疎遠になっていきます。

行動が消極的なのは、もちろん気質もありますが、

あきらかにIBSの影響もあると思います。

なぜ、食事は一日三回と決まっているのでしょうか。

僕は一時期、一日三食という文化を恨めしく思っていたこともありました。

会いたい人ならいます。約束もしたい。

けど食事の約束は本当に嫌です。付き合いの長い友人や、気の置けない人とならいいでしょう。

しかし、そんな関係に発展するには、

食事というのは避けては通れんのです。

食事は、コミュニケーションを深めるためのメソッドのひとつ、だと確信しています。

恋愛編

そして、女の子とのデートにも支障がでます。

お近づきになった女の子と最初のデートといえば、

食事が定番でしょう。

というか、日中遊べば食事がもれなく付いてきます

(だから?)食事がいやで、彼女ができません。もう半分あきらめてます。

まだ正体の掴めない男が、

トイレばかりに行くのも

相手の女の子からしたら、少し不安でしょう。

わざわざトイレマンと付き合いたいとも思わないでしょうし。

職場編

あとは職場でも昼食を誘われても断ることが多いので悲しい。

複数人で行きたい気持ちはあるのですが、

昼休みは、食事と便所の時間配分を計算しているので、狂いが生じると、業務に影響がでてきます。

それでもまあ、職場の円滑なコミュニケーションのため、

たまには勇気出して行きますけど、

案の定、便に振り回されますね。メンタルズタズタです。

無駄に疲弊して肉体も精神も削られ、おまけに「楽しくなさそう」と言われるくらいなら、「最初から行かない」という選択になっても無理はないと思いませんか。

ウンコマンと名乗れるだけの度胸とキャラクターがあればいいんでしょうけど、

そもそもそういう人間がIBSに悩まされるとは思えませんが。笑

本当は食事を楽しみたい。

決してみんなと食べたくないわけではないのです、と

この場を借りて表明しておきます。

必要なのはどう生きていくか・体験談を知る

つまるところ、IBS患者に必要なのは、どうやって生きていくか(過ごすか)、IBSで苦労した人の生の声を知ることだと思います。

同じ病気を患っている人にしかわからない気持ちを共有し、

それを生活に活かせるところは取り入れて、うまく付き合っていくことで、

症状の改善、あるいは完治への道も拓けてくるのではないでしょうか。

ちなみに僕は下痢型ですが、

学生時代に比べると、症状も随分マシになりました。

通勤時、主にバスで通っていましたが、途中下車なんて当たり前でした。

冷や汗をかきながら通っていたことを思い出します。

年齢を経ることで、良い具合に図々しさが増し、少しは症状も落ち着いてくるようです。

いま学生さんで「毎日が苦しい」って人も、少しは希望を持ってくださいね。

その辛さが永遠に続くわけではないから、とお伝えしておきます。