大嶋信頼『無意識さんの力で無敵に生きる ―思い込みを捨て、自由自在の人生を手に入れる方法―』大嶋信頼先生との出会い 何をやっても地味に運に見放されていた私の、間違いなく人生を変えた一冊

グーグルで「天才」というキーワードと一緒に検索されている人を、僕はこれまでアインシュタインしか知らなかった。

予測に出てくるということは、そう称賛する人が多いということ。そして、彼は、「心が専門」の人、これはつまりなにを意味するかというと、実際に「現実が変わった人がいる」ということの証左ではないだろうか。

大嶋信頼さんの本との出会い

僕が最初に大嶋信頼さんを知ったのは、三年ほど前のこと。

いつものように、本屋の心理系読み物コーナーをうろうろしながら、膨大にあるそれらの書籍の前で、手あたり次第に読み漁り、長い時間立ち読みしながら、自分が納得できる本を探していた。

「その方法では上手くいかなかった」「それができないから苦労してるんだ」「またこの人も嘘をついている」「この説明の仕方。自分でさえ腑に落ちてないのではないか」と思えるような記述が目立つ本ばかり。それらの「まがいもの」には嫌悪感さえ覚えていた。

もちろん、書いている人には悪気はないんだろうけど、こちらは本当に真剣に、必死の思いで探していた。

「小説や漫画にだって、あの、心を揺さぶるような、脳が痺れるような体験を伴う本が存在するんだ。この分野にだって、そういう本があってもおかしくないだろう?」という気持ちと、なにかわからないけど、確信めいた「必ずどこかにあるはず」という気持ちがあった。

「生きづらさを解消したい」

「ただ普通に生きたい」

大嶋さんの本との出会いは、そんな、しんどさの限界にいたときだった。

背表紙の「無意識さん」という言葉に、ごく自然に魅力を感じて、手に取り、ページを繰った。

最初の数ページを読んだだけで、直感的に「これ、やヴぁい。」と思った。

たしかその頃はまだ、現在ほど「潜在意識」という言葉がメジャーではなかったと思う。

大嶋信頼さんの本は、巷で「文体が読みにくい」とも言われている。だけど、そのときは気にならなかった。いや、むしろ、その読みにくさこそ、彼自身の温厚な性格の表れであり、同じ痛みの経験者なのではないか(実際そう書いてあった)、と思えた。

僕は迷うことなくレジへ行って、支払いを済ませた。

感想

人生を変えた一冊はなんですか?と、先でもし聞かれることがあれば、迷いなくこの本を挙げる。

この本を読んだことで、それまでの物の見方が変わった。小さなビックバンが起こった。

そして、少しずつ少しずつ、自分の中に「どんな状況になっても、これは消えないな」みたいな想念がインストールされ、浸透していった。揺るがないもの。

もちろん、いまだに心がざわつく出来事に遭遇すれば、普段の自分ではいられなくなることもある。でも、昔より格段に減ったし、他人の要求に対して、嫌だと思ってるときに断れる確率が、あきらかに高まった。

それはもちろん、大嶋さんの本の力だけではないかもしれない。生きやすくなりたい一心で、大嶋さん以外の本もたくさん読むから、それらの本から力を得ている部分も大きい。

それでもやっぱり、少しずつ状況が(自分の心が)変わりはじめたのは、無意識さんを読み終えてからだったと思う。