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今村夏子『こちらあみ子』あみ子は悪い子?見て見ぬふりをしてきた私たちの「やるせなさ」を浮かび上がらせる太宰治賞受賞作品

世の中には、わかっていてもどうしようもない問題、やるせない問題というのがある。 それは誰が悪いとかではなく、いやむしろ、特定の誰かを悪者にできないからこそ、多くの人がその問題と向き合うことなく、大人になってもなお、おざな …

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2019年の豊富な抱負

不思議に思われた方もいるかもしれないが、年末年始もこのブログが平常運転だったことにはそれなりの理由がある。 はっきり言おう。年末年始だからといって、お祭り状態になる世間様のやっていることが、私には不思議でならない。 その …

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大嶋信頼『消したくても消せない嫉妬・劣等感を一瞬で消す方法』やる気がでない、だるい、きつい、何もしたくないという悩みに効くおすすめ特効薬本だった

嫉妬と聞いてあなたは、なにを思うだろうか。 「私は嫉妬深い」「私はそれほど」 人それぞれの答えが返ってくるだろう。 しかし、嫉妬というのは程度の差こそあれ、人間なら誰しもが備えている習性なのだ。 ひょっとすると、自覚がな …

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ジブリ映画『思い出のマーニー』監督の策略にまんまと騙された!思考の迷宮に誘い、終盤の怒涛のネタバレで明かされる真相にしてやられた感動作

「あんたみたいなひねくれ者でも、ジブリ映画を見るのか」という声が聞こえてきそうだが、私だってジブリ映画くらい見る。 なんなら子供時代はアクション映画よりもドラえもん映画よりもクレシン映画よりも、ジブリ映画派だった、といっ …

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山田ズーニー『話すチカラをつくる本』一時間で読めて内容は濃厚 コミュニケーション論の骨子を学ぶのはこの一冊で十分

コミュニケーションの啓発を謳った本は世に五万と出版されているが、その内容を精査すると、「よくこの程度の内容で本にできたな」という感想を抱いてしまう自己啓発本の山、山、山。 申し訳ないが、本当にこれを執筆した人は、人にコミ …

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えらいてんちょう『しょぼい起業で生きていく』起業に興味のなかった私が読んで目から鱗の連続 マインドセットに刺激をもたらした今年の一冊

最近私の住んでいる街では、小さな書店がぽつぽつと開業しているのをよく見かける。 本読みの私としては、この流れは非常に嬉しいことだ。 小さな書店に並べられた本は、店主さんや店員さんの好みが反映される自由度が増すため、売れ線 …

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中島らも『今夜、すべてのバーで』憎めないアル中作家、らもさんの心温まる自伝的ノンフィクション小説

「中島らも」をご存知だろうか。彼は、アルコール中毒者として有名な演出家であり小説家でありミュージシャンでもあった故人だ。(シャブで捕まったこともある) その生涯の大方は、シラフではなかった。劇団の舞台に出演するときも、小 …

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【番外編】リベレスタカウンセリングで感じた変化まとめ

これまでお世話になったリベレスタカウンセリング。 変化、変化というけれど、具体的になにが変わったのか。 気になる人はいると思われる。 しかもその変化というのは、案外自分では気付けないもので、ふとしたときに「そういえば、こ …

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リベレスタカウンセリング七回目(最終回)

七回目のリベレスタカウンセリングを受けてから約1ヶ月が過ぎた。 カウンセリング後の体調の変化や、これまでのカウンセリングを自分なりに振り返りたいと思う。   と、その前にまず1点、驚いたことがある。 グーグルで …

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『ビューティー・インサイド』外見or内面?恋愛映画の枠に収まりきらないスケールで描かれる男女のラブストーリー

外見か内面かー。 そんなありきたりでもあり、究極の問いでもある恋愛の本質に迫った映画、『ビューティー・インサイド』。 この映画はあらすじを流し読みする程度で、気軽な気持ちで見てほしい。 下記に予告動画を載せているが、それ …

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吉村萬壱『前世は兎』閲覧注意小説。現実を直視したくない大人は直ちにこの場から避難してください

禍々しいという言葉がたったいま思い浮かんだ。 吉村萬壱さんの小説はこれまで『虚ろまんてぃっく』『ボラード病』と読んできた。 どちらも図書館で借りて読んだものだ。 『ボラード病』を読み終えたちょうどその頃、新刊が出ているら …